あれは確か、一年数か月前だったでしょうか。
関西に来て初めて聞いた言葉、それが「邪魔くさい」でした。


「邪魔」に「くさい」がついているんですよ。
「邪魔」というちょっと苛立ちが湧く言葉に、さらに否定的な印象与える「くさい」がくっついていることで、どう解釈してもよろしくない言葉と化しています。


かなり強めの表現だという印象を受けたのですが、どうも、割と普通に使われる言葉のようでした。


ちょっとこまごまとした事務作業が「邪魔くさい」
何かを行うにあたって根回しをするのが「邪魔くさい」


なんだかよくわかりませんが、
「面倒くさい」
「かったるい」
「うざい」
などといった意味として妙な幅広さで使われているのかしら?と認識しています。


この言葉、とても音が強いのです。
「はぁ…じゃまくさーい…」と、弱めに発すればそうでもないのですが…
「じゃまくさい!」と語氣強めに言われると、それこそ壁に物を投げつけているような勢いを感じてしまうのです。

言っている本人はそこまでのニュアンスで言っているのか分かりませんが、これを聞いてしまうと、今この人に近づかない方が身のため…と感じます。


この言葉に耳が鳴れたら、もう少し印象は変わるかもしれません。

一年以上たっても、まだ慣れませんが。
 


それでは今回はこのへんで。

穏やかな夜をお過ごしください。